波板の修理や交換が必要なケースには、以下のような症状があります。これらの兆候を放置すると、さらなる損傷や安全上の問題が発生する可能性があるため、早めの対応が重要です。


1-1. ひび割れや破損

強風や飛来物の衝撃で波板が割れてしまうことがあります。特に、塩ビ製の波板は経年劣化により脆くなりやすく、ひび割れが生じやすいです。

1-2. めくれやズレ

固定しているフックやビスが劣化して緩むと、波板がズレたりめくれたりすることがあります。そのまま放置すると、強風で飛ばされる危険性があります。

1-3. 劣化や変色

紫外線や気候条件により波板が変色したり、素材が劣化して変形したりすることがあります。特に、古い波板は耐久性が低下し、寿命を迎えている可能性があります。

弊社では、以下の手順で安全かつ確実に波板の修理・交換を行います。

2-1. 事前調査と診断

まず、現地調査を行い、波板の状態を詳しくチェックします。どの部分に劣化や損傷があるかを確認し、お客様に最適な修理・交換プランをご提案いたします。

2-2. 修理・補修

小さなひび割れやズレの場合は、専用の補修材を使用して修理を行います。部分的な補修で済む場合は、コストを抑えながら施工が可能です。

2-3. 波板の交換

修理が難しい場合や、耐用年数が過ぎている場合は、新しい波板への交換をおすすめします。

既存の波板を固定しているフックやビスを取り外し、古い波板を撤去。

新しい波板をサイズに合わせてカットし、適切な位置に配置。

強度を確保するため、フックやビスを適切に取り付けて固定。

最終チェックを行い、安全を確認した上で作業完了。